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スタッフの声

得意の英語を活かしたお仕事で、いきいきと活躍している派遣スタッフのみなさんに、現在のお仕事や今後のキャリアプランについて伺いました。アイ・エス・エスから派遣就業されているスタッフの方の「声」をお届けいたします。

『毎日4~5件の社内会議で同時通訳を担当』 大石有美さん 海外在住8年、早稲田大学第一文学部英文学科卒業。在学中オックスフォード大学ハートフォードカレッジへ1年間交換留学、シェイクスピアを学ぶ。結婚後子供二人の育児をしつつ自宅で子供英語サークルを8年間主催。その後、通訳の勉強をしながらプラントエンジニアリング企業の部付アシスタントや顧問秘書、NGO職員、コンサルアシスタントなどに従事。副業で通翻訳のフリーランス経験5年。2020年4月よりITスタートアップ企業の通翻訳チームにアイ・エス・エスより派遣社員として勤務中。

現在のお仕事について教えてください。

ITスタートアップ企業の通翻訳チームの一員として、一日平均4~5件の社内会議の同時通訳を担当しています。会議は、取締役会や経営会議、社内各部門の定例会議や1on1の面談、商談など、多岐にわたります。

どんな時に「やりがい」を感じますか。

会議後に、「通訳がわかりやすかった、おかげで商談がうまくまとまった」などとおっしゃっていただいた時です。「元気が出た、頑張ろうという気持ちになった」とおっしゃってくださることもあり、コミュニケーションによって局面を動かすような目に見えないパワーが生まれるのを感じた時に、通訳者としてのやりがいを感じます。

現在のお仕事で、大変なことはありますか。

まだまだ経験も知識も浅いため、常に専門知識やスキルを勉強し続けなければならないことに日々苦労しています。単語や表現、背景知識が追い付かずに現場では毎日失敗や苦労が絶えませんが、忘れっぽい性格のおかげか、立ち直りだけは早い、と言われます。(笑)

失敗のご経験がありましたら教えてください。

ある対談の通訳を担当していた際、発言を瞬時に理解できず、細かい部分を訳さずにそのまま会話を続けてしまったことがありました。気になって後で確認した所、実はその言葉はウィットの効いた「しゃれ」であり、タイミング良く通訳できていれば、会話の雰囲気をガラッと変えることができたかもしれない、と、後悔しました。それからは、わからない用語はその場でなるべく発言者に聞き直すように心がけています。

通翻訳者を目指すきっかけを教えてください。

TVや雑誌で通訳者が活躍する場面を見て、「面白そう」と感じたことがきっかけです。また、大学でシェイクスピアを学ぶ中で、言葉の持つ細かなニュアンスや時代を反映するトレンドに興味が生まれ、言語によるコミュニケーションを追求する職業につきたいと考えました。

現在のお仕事に生かせているスキルはありますか。

子供の頃に英語の絵本を読んだことや、子供英語講師だった頃に読み聞かせを通して身に付けた朗読スキルが役に立っているのではないか、と時々感じます。子供向けに書かれた英語の絵本は聞き手にとって心地よい、わかりやすい単語とリズムで書かれています。そのリズムを効果的に通訳に取り入れることを心がけています。

努力されていることを教えてください。

空いた時間に英語の対談番組やTED talkをYouTubeで視聴したり、寝る前に英字新聞を朗読したり、できる限り英語に触れる時間を持つようにしています。また、集中力を要する会議の通訳で消耗した後は、好きな音楽を聴いてリフレッシュしたり、軽くストレッチをしたりするなど、次の会議までに脳も身体も復活できる方法を常に探っています。

通訳学校と仕事の両立はいかがですか?

平日は仕事で時間がとれないため、通訳学校には週末を利用して通うようにしています。最近オンラインの講座を受講した際、通学時間を気にする必要がなく便利だと感じました。日々の通訳業務もオンラインで行っているため、オンライン講座はより実践に即しており効率良く学べると感じます。予習復習の時間をとるのはなかなか難しいですが、先生や仲間から毎回いただくフィードバックはかけがえがないと感じており、可能な限り受講を続けていきたいです。

「人材派遣」という就業形態を選ばれた理由は何ですか。

人材派遣の良い点は通訳業務だけに専念できる所だと思います。また、様々な業界を経験することで、知識と語彙の幅を広げられる点も実力をつけるための近道なのではないかと期待しています。

アイ・エス・エスの対応はいかがですか。

いつも親身にサポートをいただいています。通訳の道へ本格的に進むことに自信の持てなかった私の背中を押してくださいました。今の職場をご紹介いただいたおかげで、現在社内通訳者としてやりがいを持って仕事をさせていただいており、感謝しています。また、将来のキャリアについても、豊富な知見からリアルな視点でアドバイスをいただけるので、今後もとても頼りにしています。

今後の目標を教えてください。

直近の目標は、会議の出席者が安心して自由に思ったことを発言できる信頼の厚い通訳者になれるように、勉強と様々な経験を通して実力をつけたいです。
長期的な目標としては、通訳者として様々な経験を重ねた後いつの日か、子供に英語を教えるような仕事を再開できたらいいなと思っています。ITの発展により、未来の通訳業界や語学学習は今とは様変わりしているはずです。まだ構想は固まっていませんが、「コミュニケーション」をテーマに若い世代と関われるような活動につなげていけたらいいな、というのが漠然とした夢です。

大石さん、大変貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました。

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