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派遣スタッフの声

得意の英語を活かしたお仕事で、いきいきと活躍している派遣スタッフのみなさんに、現在のお仕事や今後のキャリアプランについて伺いました。アイ・エス・エスから派遣就業されているスタッフの方の「声」をお届けいたします。

『クラウドサービスのUI翻訳―新しい技術の動向を常に収集』
村本一武さん
工業高等専門学校を卒業後、複数企業で勤務。退職後、翻訳学校で2年間指導を受け、翻訳の仕事に従事。在宅翻訳から始め現在はアイ・エス・エスより人材派遣で就業中。

現在のお仕事について教えてください。

外資系大手パブリッククラウドプロバイダーのホームページのコンテンツとサービス管理コンソールのUI翻訳を担当しています。 業界の性質上、新しいプロダクトやサービスが次々に投入されます。 既存のコンテンツにも頻繁に更新が発生するので、迅速な対応が求められます。

翻訳作業は、社内の翻訳システムを利用しています。システムに順次アップロードされる案件を確認し、受注、翻訳作業、納品まで基本的に1人で作業しています。 案件のボリュームは、1ワードから数千ワードと幅があります。常駐の翻訳者は私1名のため、数が多く、納期が当日から翌日と短い小さいボリュームの案件を優先して対応し、 1日20件〜40件程度を処理しています。大きいボリュームの案件は外注していただいています。

利用している翻訳システムはWebインターフェイスのため、場所を問わずにアクセスでき、受注、翻訳作業、納品まで完結できます。コロナ禍の現在は、在宅派遣となっていて、自宅で業務を行っています。

どんな時に「やりがい」を感じますか。

ホームページのコンテンツ翻訳は一般に公開されるため、仕事の結果を目にすることができる楽しみがあります。一方で、公開されてから改善点に気がつくこともしばしばあります。また、現在の業務では英文和訳が主ですが、翻訳対象の英文は他の言語から英訳されているため、英文の意味がわかりにくいことがあります。その場合には元の言語まで遡って意味を確認します。一般公開前の内容はインターネット検索で確認できないため、社内の多言語コンテンツ管理システムを利用して確認しています。システムに登録されていないときには、プロジェクトマネージャーへの確認を依頼します。

翻訳者を目指すきっかけを教えてください。

会社員時代に英語を必要とする業務が多かったことから、翻訳の仕事に興味を持ちました。

現在のお仕事に生かせているスキルはありますか。

学生時代に学んだコンピューターおよび通信の基礎と、会社員時代の現場での経験が役に立っています。

努力されていることを教えてください

新しい技術やサービスの動向をできるだけ追うようにしています。現在の仕事では扱う技術やサービスの幅が広いため、依頼を受けてから慌てることのないように準備をしておく必要があります。
また、数年おきに英語の基礎を確認するようにしています。具体的には高校生向けの英文法のワークと、大学受験向けの和文英訳のワークをそれぞれ1冊、通しでやり直しています。

「人材派遣」という就業形態を選ばれた理由は何ですか。

会社員時代の経験から、同じ職場で長く続けるよりも、ある一定の期間、プロジェクト単位の仕事に専門職として参画する方が自分には合っていると判断しました。

アイ・エス・エスの対応はいかがですか。

登録以来、担当者の方と円滑にコミュニケーションができています。コロナ禍のため、対面での機会は減りましたが、メールや電話などでフォローいただいています。

今後の目標を教えてください。

これまで、海外から新しい技術を採り入れたプロジェクトに多く関わることができました。今後も新しい技術が導入される現場のお役にたつことができればと考えています。

村本さん、大変貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました。

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